グーグルアドセンスの審査を通過するために必要な条件とは?(2018年版)
ブログで収益を得る方法の一つに、グーグルアドセンスというものがあります。
グーグルアドセンスは、グーグルが提供する広告サービスで、サイトの運営者は、閲覧者(ユーザー)がサイトに表示された広告をクリックしてくれれば、それだけで収益が得られるという、非常にありがたいサービスです。
多くのブロガーの方が利用しているアドセンスですが、アドセンスを利用するためには、グーグルの審査を通過しなければなりません。
この審査が曲者で、グーグルは、AdSenseヘルプのページで、アドセンスの利用条件と参加条件について、次の項目を挙げています。
【利用条件】
① 他にはない魅力があるか
② 操作が簡単でわかりやすくなっているか(サイト内が移動しやすい構造になっているか)
③ 興味を引く独自のコンテンツがあるか
【参加要件】
① 自分のサイトを持っているか
② Googleのプログラムポリシーに準拠しているか(アダルトコンテンツなどを含んでいないか等)
③ (一部の地域では)サイトが6ヶ月以上有効か(日本では関係ないようです)
④ 18歳以上か
【参加要件】は比較的分かりやすいですが、【利用条件】が問題です。「他にはない魅力があるか」とか「興味を引く独自のコンテンツがあるか」と問われると困ってしまいます。
グーグルが記事数や記事の内容について具体的な審査基準を公表していないため、インターネットで調べてみると、審査を通過するために必要な条件について、色々な憶測が流れています。色々なサイト様が分析されていて、記事数は少なくともいくつ以上必要とか、アクセス数がゼロだと受かりづらいとか、プライバシーポリシーは設置する必要がある、といったことが述べられています。最近は、グーグルの審査基準が厳しくなったようで、なかなか審査に通らない方もいるようですね。
私も、今回、アドセンスを申請するにあたり色々と調べてみましたが、結局どうすればいいのか分からなかったので、とりあえずダメもとで申請してみたところ、意外にもすんなりと審査を通過してしまいました。申請したのが、2018年3月24日(土)午後10時過ぎで、グーグルから承認のメールが届いたのが翌25日(日)の午後3時頃でしたので、申請から承認まで約17時間というスピード決裁でびっくりしました。
何が良かったのか自分でもまだ分かっていませんが、アドセンスの審査を通過した一つの事例として、当ブログのデータ(審査通過時である2018年3月25日現在。)をご紹介したいと思います。これから申請をする方や残念ながら審査に落ちてしまった方は、ご参考にしていただければと思います。
なお、当ブログはワードプレスを利用して作成しています(そのため独自ドメインを使用しています)。
ブログ開設日からの日数 | 78日 |
1日のアクセス数 | 0~10 |
記事数(ブログ開設時の挨拶除く) | 19記事 |
1記事の文字数 | 約1,600字~約11,000字 |
ワードプレスの使用テーマ | Lightning |
画像使用 | あり(著作権フリーの画像) |
他の広告(アフィリエイト広告等)の使用 | なし |
プライバシーポリシーの設置 | なし(本記事作成時点では設置しています) |
お問い合わせフォームの設置 | なし |
こうして振り返ってみると、1日のアクセス数も記事数も全然たいしたことありませんね(笑)。それでも審査に通過したということは、一応、一つ一つの記事を、魂を込めて書いた結果でしょうか?
ただ、審査に要した時間(約17時間)と曜日(申請日が土曜の夜、承認日が日曜の昼過ぎ)を考えると、どうも人間の目でチェックしているとは思えません。グーグルの社員が24時間365日働いていたとしても、アドセンスの申請は大量にあるでしょうから、当ブログのようなアクセス数の乏しい取るに足らないブログまで、こんなスピードで審査はできないでしょう。おそらく機械を使ってチェックしているのでしょうが、それだと、サイト内が移動しやすい構造になっているかどうかや、NGワード(アダルトコンテンツなどの禁止コンテンツに関するワード)が使われていないかどうかのチェックがされるだけで、どれだけ頑張って書いても、内容のクオリティ(独自の魅力の有無)はチェックされないような気がします。
結局、どうして審査を通過できたのかは分かりませんが、アクセス数がゼロに近い当ブログでも審査を通過することができましたので、少なくとも、その点だけは心配する必要はないように思います(もっとも、アクセス数がある程度ないと、アドセンス広告を貼ることができても収益は微々たるものでしょうが・・・)。
もし、アドセンスの申おしえる請に通らないという方がいましたら、サイト内の構造やNGワードの有無をチェックしてはいかがでしょうか。
<追記>
石井健介=河井大志著「本当に稼げるGoogle AdSense 元Google AdSense担当が教える収益・集客が1.5倍UPするプロの技60」(2018年・ソーテック社)32ページ以下によると、グーグルでは、アドセンスの申請に対して、以下の基準でチェックしているようです。
① 記事数は、700~1000字程度のものが10記事ほどあれば大丈夫。
② リンクを貼り付けた記事が必要(価値のある記事にするには、他のサイトや文献からの引用が自然と必要になってくるから)。
③ 連絡先や運営者情報はなくても大丈夫。
④ 他の企業のアフィリエイト広告があってもいいが、記事の文字数に比べて広告スペースが大きすぎるのはダメ。また、広告がグーグルのプログラムポリシーに反している場合(例.アダルトサイトの広告)もダメ。
もし、審査に落ちた場合は、上記の点をチェックしてみてください(意外と②は盲点のような気がします)。
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